

日本料理において大前提である「素材を生かす」という事から素材そのもののポテンシャルが大事だと考えます。
桜会の素材はどれも「本物」を追求した特別のオーダーメイド品です。
一次産業こそ最高の芸術品と考えている私がいろいろな人との出会いの中で知り合った素材、それを生かすため全く新しい切り口で料理を仕立てます。
従来の「日本料理の考え」にしばられる事なく、素材本来の魅力をいかに引き出すか試行錯誤を繰り返し、日々全力を注いでいます。
また、料理の質を高めるために大切にしているのが『調和』です、調和にはいろいろあります。 食材、器、空間、料理人の心意気、どれも疎かにできない大事なもの。。。そのひとつひとつにとことんこだわっています。


野菜は兵庫県猪名川町の吉田さんに桜会だけのために作っていただいております。その季節に一番おいしい物を栽培していただきお店に仕入れていただいております。
魚は毎日市場に店主自ら仕入れに行っています。
良い食材と、それらを一生懸命育てて下さる生産者さんの思いと私たちの料理に対する考えが相まって初めて良い料理が生まれます。


桜会で使用している器は、多くの作家さん達とのお付き合いの中で増えていったもので、これらの器からインスピレーションを受けたお料理も数多くございます。
また、桜会オリジナルの器も数多く制作いただいております。
つまり器と料理は互いにひきたてあうものと考えます。


お店の設計は建築家・山崎 泰孝 によるものです。お座敷の柱や建具枠をグレーに塗るなど、お店内部の色身を抑え、料理が主役になる様に設えた居心地の良い空間です。
また、お店の至る所にアーティスト・職人さんの作品が飾られています。
一部をご紹介しますと扉や壁に使用している鏡文字はCHITOSE氏による作品で、掛け軸は有馬頼底氏の作品、什器はglafの作品です。


ご紹介した「食材」「器」「空間」を生かすも殺すも職人の腕次第。
桜会の職人の料理に対する心意気を感じて下さい。
